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青松 基のブログです。デザイン/アート/日常のことなどとりとめなく。
映】『サムサッカー(Thumbsucker)』
2008年 10月 04日 (土) 03:41 | 編集
『サムサッカー(Thumbsucker)』
●詳しく

ロードショーは1年前だったらしい。
そういえばチラシを壁に貼ってたのに見に行かなかった!
と思って借りてみた。



  ここからストーリーに触れてるので
  見てない人は読まないほうがいいかもです



『サム・サッカー』いい映画だった。気持ちがいい。
どうやったら主人公のジャスティンが親指をくわえる癖をやめられるのか、
っていう話じゃなくて、結局人はみなそれぞれ、
何かに依存せずには生きていけない、っていう話、かな。
ジャスティンは親指を吸うのに依存している、んじゃないんだな。
母親は子に、父親は過去に、俳優は薬に、先生は栄光に、、、
みんな何かに依存してる。
依存してるからこそ、みんな一生懸命生きてる。

歯医者のキアヌ・リーヴスの言、
「大切なのは答えなしに生きる力だ」はしびれました。
あのしゃべり方を見てるとどうしても
マトリックスのMr.アンダーソンを思い出しちゃうんだけど。
最後の大学合格の時の家族のリアクションが、
自分の大学受験の時と重なって涙が出た。

このジャスティン役の少年ルー・プッチは結構いい。
がんばってしゃべってるところとか、妙に愛くるしい。
二枚目とバカと知的さと弱さがなんとも絶妙なバランス。
奥様方が好きなタイプなのかなぁ。
昔の映像に絡まる自分の記憶
2008年 09月 29日 (月) 02:17 | 編集
自分が今見ているものは、確実に今の自分の記憶として、記憶同士が複雑に絡み合いながら、一生僕の頭のどこかに溜まっているんだなぁ。さっきボキャブラの復活番組を見て、当時家族みんなで食い入るように見ていたあの時の部屋の感じとか、間取りとか、ソファのぬくもりとか、そんな記憶が一気に押し寄せてきた。

その後ゲオで借りてきた、ちょっと面白いアニメ。

『renaissance』




http://video.movies.go.com/renaissance/


こんな映画が公開されてたなんて知らなかった。モーションキャプチャーっていうのか?白黒のハイコントラストなのに、動きの情報量がものすごくて、斬新なアニメーションになってる。正直どんなストーリーでもよかったんだろう、これがやれれば。ストーリー的にはそんなにぱっとしないというか、ある種使い古されてるテーマなんだけど、映像で圧倒されて見ちゃう。表現に必然性があれば、もっと僕好みだったのになぁ。

『へうげもの』から派生して、茶の湯について少し勉強する気になってきた。やっと日本の歴史にも興味が出てきたし。「武将」とか「戦国」とか、聞くだけでシャットダウンだったんだけど、聞く耳が生えてきた。興味のあるうちに色々あたってみようと思う。と思って今読んでるのがこれ。

古田織部の茶道 (講談社学術文庫)古田織部の茶道 (講談社学術文庫)
(1990/07)
桑田 忠親

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普通に読むには僕はつらいのだろうけど、『へうげもの』と併読するとかなりリンクするので面白く読めている。
sakubun = コンポジション
2008年 09月 19日 (金) 02:48 | 編集
夏休みの間に作っていたちょっとした本のタイトルを、
「作文」にした。さっき、フォトログの方にもアップロードしようと思ったら
フォルダの名前が英文じゃないとだめで、goo辞書で「作文」を
調べてみたら、「composition」と出てちょっと感動した。
言葉のコンポジション、カタカナ英語にすると「配置」的なニュアンスが
強くなるのだけど、なんだかこの本の意味がこれでストンと落ち着いた気がする。


最近、というか仕事はじめてからずっとか。




水平垂直の気持ちよさは、慎重に選ばないと、
ただ気持ちよくなるだけで、画面が固くなって、
コミュニケーションすら不成立しかねないことに
なってしまうことが起こりかねない。

しかも、作っている本人も、周りの大多数の人間も、
「そろっている」ということに安心してしまって、
「そのコンポジションの素直な有り様」に
目を向けられなくなってしまう。

「どこかに揃えたい」という欲求は、
デザイナーからすれば真っ当な気もするが、
本来、どこかに揃えるということの
コンポジションの内包している意味をきちんと心得ていないと、
うわべが整っているだけのデザインに陥ってしまう。
部屋を片付けられない人が、とりあえず押し入れに
散らかっているものを全て詰め込んで戸を閉めて、
「よし、片付いた」と思うのと似ている。

なぜ左に、右に、中央に、「そこ」揃えるのか、
様式美とか以前に、その文章の、意味のあり方に、
常に気をつけていたいということ。





日本語だからこそ陥りやすいことなのかもしれない。
うむう。
こういう素朴なことだからこそブログで書くことなんだろうなぁ。

あ、早く『欧文書体 2』買わねば。
ついに、か
2008年 09月 13日 (土) 02:41 | 編集
もうニュースに出て数日たっているし、
知っている方は知っているのかもしれないけど、
今まで2年間(そんなに!)担当してた雑誌が休刊に。
そんなに売れ行きが良くなかったのは知っていたけれど、
この時期にとは・・・と。やっぱりびっくりした。
振り返ると「全く別の雑誌じゃん!」と思うくらい、
内容もデザインも試行錯誤し続けていた雑誌で、
自分なりに愛着はあったし、これから自分ももっと
この雑誌で勉強できるのだと思っていただけに残念。

ジャンルとして、やっぱり総合誌という立ち位置は、
今なかなかきびしいのかもしれない。
何かのジャンンルに特化した専門誌なら、
それなりに一定した読者を獲得してしぶとく続けられるのだけど、
あれもこれもという感じで、毎号置くコーナーが
変わっちゃいそうなうちのような雑誌は、
浮き沈みも大きくて非効率的なんだろう。
そういう「浅く広く」の情報網って、
既に雑誌が窓口であることが少ないのかもしれない。

何にしても、年末からの進退はどうなることやらで。
不安とともに新しいことにチャレンジできる希望はあれど、
どっちを向いたらよいやら。
悶々とする日々がまたしばらく続きそうだ。

夏の展示めぐり
2008年 09月 03日 (水) 22:13 | 編集
夏休みらしく、一昨日から今日まで、
計三つ展示を見に行く。



■フクヘン展
@garalley at lammfromm

■船越桂 夏の邸宅 アール・デコ空間と彫刻、ドローイング、版画
@東京都庭園美術館

■液晶絵画 STILL/MOTION
@東京都写真美術館



フクヘン展は、たまにのぞいている
『ブルータス副編集長、鈴木芳雄のブログ』で知って。
ギャラリーというよりは、ショップの佇まいで、
町のなかにスッと馴染む感じでありました。
近所のお母さんとかが村上隆の人形とか買いにくるんだろうか。
気軽に入れる雰囲気がGOODな感じ。


岐阜旅行に行ってからしばらく、
木とか器とかがついつい気になってしまうもので、
その勢いで。こちらも始めて庭園美術館に。
こんなに有名な人なのに、作品を実物で見るのは始めて。
展示空間と作品の親和性がものすごく高くて、
もうこれ恒久展示にしたほうがいいんじゃないかというくらい。
これは是非見に行ってほしい展示。
そして数年したらまたここで展示をしてほしいなぁ。
図録も1800円とお買い得です。


ものすごくスローモーションで
一見動いているのかわからない映像作品とか、
フェルメールの絵画の再構築とか、
かなりコンセプチュアルな作品が多くて、
正直疲れた頭にはつらかった……。
鷹野隆大の作品、あれ、映像だったのね……。知らんかった。




TOKONOMA

写真:我が家に床の間ができました。
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