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豊かな、白い紙でありたいってことか!
2008年 04月 19日 (土) 18:28 | 編集
動物という文化 日高敏隆選集IV (日高敏隆選集 4)動物という文化 日高敏隆選集IV (日高敏隆選集 4)
(2008/03/20)
日高 敏隆

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僕は義務教育の中途半端な知識しかないから、
生物の進化って、大局的に見ればやっぱり
「最適」な方向に進んでるはず、と思っていて、
だから進化を遡れば遡るほど、「劣った」種である、
というようなイメージをなんとなく思っていたけど、
この本を読んでがらりとイメージが変わった。

半年くらい前にレヴィ・ストロースの本を読んで、
民族固有の文化間に優劣の関係はなく、
どちらがよりハッピーな生活を送っているのかは、
必ずしも現在「豊か」とされているような
先進国の文化ではなかったりする、
用はヒエラルキーをつけて見ないで、その固有性、
多様性にこそ価値がある、というような
考え方と同じようなことを、
生物種に当てはめている本だった。

単細胞生物を例に挙げれば、
種としてはかなり原始的な生物だけど、
今でも人間の全個体数とは比較にならないくらいの
数が地球上にひしめいていて、その種類数も半端じゃない。
人間の住めないような場所に生息もするし、
構造が原始的な分、人間よりも種として柔軟で、
「じゃあ人間と単細胞生物、どちらが優れてるの?」
なんて問い自体が無意味に思えてくる。

ここから少し抽象的な話になるけど、
常に最適な答え、理想的なものを目指して世界は動いていなくて、
大事なのは完璧な理想を打ち立てることじゃなく、
動的な世界観の中でいかに自分を変化させていくかってことで、
変わらない、普遍の自分なんてありえないし、
あってもつまらないのだと思う。たぶんここらへんが、
最近の自分の中での価値観の一番大きな変化なんだろう。

だからといって、常に単なる白紙の状態でいればいいわけじゃなく、
白い紙は紙で、奥深い、豊かな白い紙であれ、ということで、
明日、ペーパーショーにいってきます。

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